モンベル(mont-bell)の「わんパック」は、アウトドアリュックとランドセルが融合した通学用バックパック。
アウトドアメーカーならではの耐久性と機能性を兼ね備え、軽くて背負いやすい人気のランドセルリュックです。
この記事では、モンベルの「わんパック」について詳しく解説していくので、ぜひチェックしてみてください。
モンベルの「わんパック」は、発売と同時に多くの人に注目されているランドセルリュックです。
注目されるポイントは、低価格で軽くて背負いやすいという点。
そして、防水性の高いナイロン素材を使用しているうえに、レインカバーも付属しているので、耐水性にも優れます。
では、実際にモンベルのランドセルはどんな感じなのか、重さや価格などを表にまとめてみました。
会社名 | 株式会社モンベル |
---|---|
住所 | 大阪市西区新町2丁目2番2号 |
創業 | 1975年 |
口コミ(5点満点) | 不明 |
カタログ | なし |
展示会 | なし |
レンタル | なし |
重さ | 930g |
価格 | 14,850円 |
アウトレット | なし |
モデル数 | 1 |
オーダーメイド | なし |
ランドセルカバー | あり |
リメイク | なし |
軽くて使いやすいモンベルのランドセルですが、以下の人にはあまり向いていません。
モンベルのランドセルは、1モデルしかなく、カラーバリエーションも豊富ではないので、デザインやカラーにこだわる人にはおすすめできません。
カラーやデザインにこだわったランドセルの形をしたリュックに関しては、「ランドセルリュック」の記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
では、続いてモンベルの人気デザインベスト3を紹介していきます。
ここからはモンベルの人気のカラーを3つピックアップして紹介します。
税込価格 | 14,850円 |
---|---|
重さ | 930g |
素材 | 840デニール・ナイロン(TPUラミネート) |
形状 | ランドセルリュック |
本体カラー モデル数 |
ブルーグリーンなど全3種類 |
サイズ(cm) | 【内寸】高さ35.0×横24.5×縦10.5 【外寸】高さ35.0×横25.0×縦16.5 |
おすすめしたい人 | 爽やかなカラーのランドセルリュックを求めている人におすすめです |
税込価格 | 14,850円 |
---|---|
重さ | 930g |
素材 | 840デニール・ナイロン(TPUラミネート) |
形状 | ランドセルリュック |
本体カラー モデル数 |
ブラウンなど全3種類 |
サイズ(cm) | 【内寸】高さ35.0×横24.5×縦10.5 【外寸】高さ35.0×横25.0×縦16.5 |
おすすめしたい人 | 落ち着いた雰囲気のランドセルリュックを求めている人におすすめです |
税込価格 | 14,850円 |
---|---|
重さ | 930g |
素材 | 840デニール・ナイロン(TPUラミネート) |
形状 | ランドセルリュック |
本体カラー モデル数 |
ワインレッドなど全3種類 |
サイズ(cm) | 【内寸】高さ35.0×横24.5×縦10.5 【外寸】高さ35.0×横25.0×縦16.5 |
おすすめしたい人 | 大人っぽい暗めの赤色で、女の子だけでなく男の子にもおすすめです |
旧Twitter(X)で口コミをいくつか見つけたので、紹介します。
新一年生必須のランドセルカバー。我が子はモンベルのわんパックを通学バッグに選択したので、カバーがひらひら風に舞う舞う。
どうしたものかと悩んだ目先に、パパの古びたユニクロパンツのウエスト裏に太ゴム発見。マジックテープと組み合わせてDIY。見た目スマートじゃないけど割と自己満足してる。 pic.twitter.com/y6ezH5GXqA— Miki Aso (Ido) (@AnriMilk) April 13, 2023
次女の入学式。雨でもモンベルのランドセルは機能的。軽いしお財布にも優しい。ありがとうモンベル、立山町。#モンベルのランドセル#わんパック pic.twitter.com/6wCzb7xu8u
— 堀田真悟@まちづくり×学び (@HoritaShingo) April 6, 2023
モンベルでランドセル買った🎒
タブレットと水筒が入るリュックが欲しくて、防水カバーもついてるし強そうで最高 わんパックって名前も秀逸 pic.twitter.com/fnjnjwjygE— はざま (@Tmr_ha) March 12, 2023
ここからは、編集部が厳選したモンベルの注目ポイントについてまとめていきます。
発売時は一時予約ができるなくなるほど話題になったモンベルの「わんパック」。その人気の理由を見ていきましょう。
モンベルのランドセルは、ナイロン製なのにしっかりとした造りになっていて型崩れすることがありません。
背面と底面にしっかりとしたパネルが入っているので、重い荷物をたくさん入れても型崩れすることなく使い続けることができます。
もちろん、型が自立しているので、荷物が少なくてもグニャグニャすることなくピシッと形を保ってくれます。
モンベルのランドセルは、従来のランドセルと比較するととってもコンパクト。かぶせなど余分な部分がないので、すらっとスマートなサイズ感となっています。
大マチは10.5㎝しかありませんが、マチ付きの前ポケットを合わせると16.5㎝もあり、教科書だけでなく、上靴、体操服、タブレットなど、通学に必要なものがしっかり収納できます。
サイドにはカラビナフックも付いていて、給食袋や靴袋を掛けることもできます。
容量は13.5Lもあり、コンパクトな見た目でもしっかり収納することができるので、実際に使用している人の満足度も高くなっています。
わんパックの肩ベルトは、肩幅や体型に合わせて自由に動くフレキシブルショルダーベルトです。
子供の成長に合わせて肩ベルトが動いてくれるので、肩や腰に負担がかかることなく背負うことができます。
肩ベルトのクッションも分厚く柔らかいので、肩が痛くなることもありません。
富山県立山町では、2023年度以降に小学校に入学する児童に対し、保護者の経済的負担を少しでも軽減できるようにと、ランドセルと同程度の機能や耐久性を備えた「わんパック」を配布しています。
配布はしますが使用は自由で、ランドセルを購入したい場合は購入してもよく、強制的に決められるものではありません。
この取り組みは、地域住民からとても高い評価を受けており、多くの子供がモンベルのわんパックを使用して登校しています。
このように、自治体がランドセルリュックを配布する取り組みは、色々な地域で行われており、今後ももっと増えてくことが予想されます。
続いてモンベルのランドセルを他社ブランドと比較してみます。
重さや価格を比較しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
モンベルのランドセルは、他のランドセルと比較して本当に軽いのでしょうか。
最近では従来のランドセルでも軽量化されたモデルが増えてきているので、モンベルと重さがほとんど変わらないモデルもあります。
ここでは、軽量ランドセルを展開しているブランドと重さを比較して表にまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
最軽量 | 平均 | 最重量 | |
---|---|---|---|
モンベル | 930g | 930g | 930g |
セイバン | 890g | 1,200g台 | 1,550g |
フィット | 940g | 1,200g台 | 1,340g |
ふわりぃ | 890g | 1,100g台 | 1,270g |
イオン | 980g | 1,100g台 | 1,200g |
村瀬鞄行 | 990g | 1,400g台 | 1,630g |
池田屋 | 1,070g | 1,300g | 1,400g |
カバンのフジタ | 1,150g | 1,300g台 | 1,450g |
モギカバン | 1,160g | 1,300g台 | 1,690g |
土屋鞄 | 1,160g | 1,300g台 | 1,490g |
比較してみると、中にはモンベルのランドセルよりも軽いランドセルも発売されていることがわかります。
中でもセイバンの「スゴ軽エアーⅡ」は、重さ890gという驚異的な軽さにプラスして、天使のはねを搭載している超軽量モデルです。
とはいえ、人工皮革ランドセルの平均重量は1,200g台なので、モンベルのランドセルは従来のランドセルと比較するとかなり軽いと言えます。
ランドセルの重量については、「軽いランドセル」で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
モンベルのランドセルの価格についても、重さと同様に他のブランドと比較して一覧表にまとめてみました。
最安値 | 平均 | 最高値 | |
---|---|---|---|
モンベル | 14,850円 | 14,850円 | 14,850円 |
セイバン | 47,300円 | 6~7万円台 | 93,500円 |
フィット | 55,000円 | 5~6万円台 | 92,400円 |
ふわりぃ | 43,780円 | 6~7万円台 | 82,500円 |
イオン | 30,800円 | 6万円台 | 74,800円 |
村瀬鞄行 | 36,000円 | 6~7万円台 | 130,000円 |
池田屋 | 53,000円 | 6~7万円台 | 100,000円 |
カバンのフジタ | 57,000円 | 6~7万円台 | 10,800円 |
モギカバン | 58,000円 | 6~7万円台 | 220,000円 |
土屋鞄 | 65,000円 | 8~10万円 | 190,000円 |
価格を比較してみると、モンベルは従来のランドセルよりもかなり安価であることがわかります。
従来のランドセルは、一番安い素材であってもクラリーノなどの人工皮革であるのに対し、モンベルはナイロン製なので安くなっています。
ただし問題点として、人工皮革と比較するとナイロンの方が耐久性が劣るという点と、6年間保証がないという点が気になるところです。
価格に関しての詳しい情報は、「ランドセル値段相場」を参考にしてみてください。
モンベルの直営店がある地域をまとめてみました。
ほとんどの都道府県に店舗があるので、どの地域からも利用しやすいブランドです。
地域 | 都道府県 |
---|---|
北海道・東北地方 | 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形 |
関東地方 | 東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨 |
中部地方 | 愛知、岐阜、三重、静岡、長野、新潟、富山、福井、石川 |
関西地方 | 大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山 |
中国・四国地方 | 広島、岡山、鳥取、山口、徳島、香川、愛媛、高知 |
九州・沖縄地方 | 福岡、熊本、大分、鹿児島、沖縄 |
最後にモンベルに関するよくある質問をまとめてみました。
モンベルのランドセルは、大マチが10.5㎝と従来のランドセルと比較するとやや小さめなので、収納力を心配する声を多く耳にします。
たしかに大マチだけを比較すると、従来のランドセルの平均は12㎝となっているので、モンベルのランドセルが小さく感じますが、モンベルには収納力の高いマチ付きの前ポケットがあり、大マチと合わせると16.5cmもあります。
容量のサイズは13.5Lとたっぷり入るので、収納力を心配する必要はありません。
モンベルのランドセルは、2022年の発売当時はものすごい人気で、予約もできない状態が続いていましたが、2023年には余裕をもって購入することができます。
2023年12月の時点では、オンラインショップでも店頭でもどちらでも問題なく購入できているようです。
ただし、いつ完売してしまうかわからないので、できるだけ早めにチェックすることをおすすめします。
モンベルではランドセルの貸出やレンタルは行っていません。
実際に見たり、背負ったりしたい場合は、モンベルの店舗に直接足を運ぶ必要があります。
モンベルの店舗は全国各地に展開されているので、最寄りの店舗を探してみてください。
モンベルのランドセルをオンラインショップで購入した場合、通常翌日~翌々日までに出荷される予定です。
万が一、1週間を過ぎても届かない場合は、ショップに問い合わせてしてみてください。
モンベルのランドセルを通販で購入する場合、安心して購入できるのは公式オンラインショップのみです。
その他のAmazonや楽天市場などでも販売していますが、思わぬトラブルに巻き込まれる恐れがあるので注意してください。
モンベルの「わんパック」は、低価格なのに軽くて背負いやすいランドセルリュック。
アウトドアブランドが手掛けているため、収納力や機能性にも優れ、使いやすいのも魅力的です。
一部の自治体では無料配布もされており、発売当初は予約ができなくなるほど話題となりました。
従来のランドセルにこだわらず、できるだけ安価で機能的なものを求めている人におすすめです。